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2015年01月11日

暖房を見直すー3「OMソーラーの家」

屋根から太陽熱で暖められた暖気を床下に送り込んで部屋を暖めたり、お湯をつくったりするパッシブソーラーのシステムでは、すでに長年の実績がある「OMソーラー」や、オープン化されて誰でも利用できる「そよかぜ」などが一般的です。床下に暖気を送るファンを動かすのは電気エネルギーですが、暖房エネルギーと比較すると、かなり小さなエネルギー消費で済むところがポイントです。

太陽の出ていない曇りや雨の場合は、高い温度の暖気を取り込めません。補助暖房で暖房を補うことも多いようですが、床下のベタ基礎(コンクリート)に蓄熱させることで、数日はその効果を期待することが可能です。


「日ノ出町のいえ」では建主の希望もあって、OMソーラーを採用しました。


OMソーラーの家01.jpg
軒下から取込んだ空気が、屋根の鋼板下(一部強化ガラス下)を通って暖められ、室内に取り込まれます

OMソーラーの家02.jpg
屋根で暖まった空気は、このOMのハンドリングボックスで、床下に送り込まれます。(夏はそのまま熱とともに外に排気)

OMソーラーの家03.jpg
暖められた空気は立ち下がりダクトを経由した床下へ。FRPグレーチング下に見えるのは、補助暖房として利用するFFファンヒーター。

OMソーラーの家04.jpg
窓下に配置された吹出口(特注の木製ガラリ)

OMソーラーの家05.jpg
最近改良されたコントローラー。各部の温度が確認できます。屋根面の空気温度が高いのがわかります。

OMソーラーの家06.jpg
ここ3日間の各部の温度変化です。屋根面が赤、外気温が青、室内温度が緑。
夜中から朝方には外気温(青)が5度前後になっているのに、室内温度(緑)は、ずっと20度前後と安定しています。

OMソーラーの家07.jpg
気持ちのよい自然素材を用いた2階の居間。1階床下から吹き出す暖気は、階段を経由して2階にあがり、家全体がほぼ同じ暖かさになります。

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