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2014年11月30日

地盤と地盤調査について

軟弱地盤に建物を建てると、不同沈下(不等沈下)が発生する場合があります。
「等沈下」ならまだ良いのですが、「不同沈下」の場合は建物に重大な欠陥をまねくことになります。

それでは、注意が必要な地盤(※軟弱地盤)とは、どのような所になるのでしょうか?
例えば、下記のようなケースに該当する場合は注意が必要です。

・地名に「水・川・沢・沼・淵・池・田・井・船・・・」などの漢字が含まれる
・近隣に川(暗渠)や、田畑がある低地。
・敷地に、盛土(切土と混在)がある(新興住宅地=傾斜地の造成に多い)
・敷地に、構造的に不明、または問題のある「擁壁」がある(※建物との離隔距離)
 ※きっちりと構造計算されて造られた擁壁の場合は問題ありません 


不同沈下・等沈下.jpg

       不同沈下と等沈下のイメージ


切土・盛土.jpg

      (上)宅地造成による、切土+盛土の事例
      (下)田んぼなどに盛土をした事例


■地盤調査

実際に建物を計画するにあたっては、必ず地盤調査を行うことが大切です。
最も一般的で簡易な地盤調査には「スウエーデン式サウンディング試験」があります。
計画する建物の四隅と中心等の位置で、荷重を加えながら鉄棒を差し込み、その抵抗から地盤の強度を把握するというもの。換算N値や自沈層の程度によって、ある程度「地耐力」を判断することができます。
このほかには「ボーリング標準貫入試験」「平板載荷試験」などがあります。

SS試験.jpg

    スウェーデン式サウンディング(SS)試験用の測定機械


計画を始める前に、まずその土地や周辺状況をよく観察し、地盤調査を行いましょう。
調査結果に基づいて、適切な対応をほどこせば、軟弱地盤も克服できます!
posted by roku at 18:58| Comment(0) | 木造住宅と自然素材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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