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2014年09月30日

心地よい居場所づくり(外との接点/犬・猫編)

◇心地よい居場所づくり
犬や猫は、外の世界を眺められる窓際が大好き。窓台や、出窓、地窓など、高さや幅、方位などに配慮して、なるべく犬や猫が変化を楽しめる「外との接点」を考えるようにしています。
また季節に応じて、気持ちのよい居場所を見つけて移動します(特に猫・・)。暑い夏は風通しが良くヒンヤリとするタイルの浴室や玄関で、冬は日だまりで暖かな窓際やクッションの上など、季節や時間に応じて、快適な居場所を探して移動するので、素材や日当りなどにも少し工夫してあげると良いかもしれません。

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出窓外にあるキンモクセイに鳥がいる?(動くもの・・大好きです)

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玄関にある北側の地窓もお気に入りの場所

「飛田給・猫と暮らす家」 →事例写真はこちら


出窓で3匹(縦長).jpg
これは私のうちの犬(オトンヌ)と猫(チャコとニャオコ)
−−千葉の動物愛護センターで保護された犬と、近所のノラ達です

窓・外から3匹.jpg
全員で外を”見る”

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キッチンの小窓からも2匹揃って ”見る”

「アトリエ六曜舎(自邸)」 →事例写真はこちら
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2014年09月29日

回遊性と上下運動(猫編)

猫を室内で飼う場合、「回遊性」のあるプランニングにしたり、上下運動ができる階段や、専用の「ネコ階段」「キャットウォーク」などを設けて、運動不足にならないよう配慮をしています。猫用扉(フラップドア)を設ければ、自由に部屋を出入りすることができます。たまに引戸を開ける猫がいるので、サッシの網戸は、伸縮式でなく開閉式か固定式に。引違いの網戸には専用の鍵を追加して、ネコが外に出てしまわないよう注意が必要です。
ただし「やりすぎ」には要注意。家族が気持ちよく暮らせることが基本なので、猫のための作り込みは、ほどほどにしておくほうがバランスの良い住まいになります。(多頭飼いの場合は少し考え方が変わりますが)

回遊性のあるプラン図面.jpg
飛田給・猫と暮らす家

イメージスケッチ.jpg
猫の居場所を設定したイメージスケッチ(OZONEコンペ時)
  → ほぼそのままの形で実現しました

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猫階段からキャットウォークへと続く動線

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猫階段と高窓+出窓(隣接アパートの目線をさけた位置に窓を設置)

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キャットウォークから小屋裏へ入る「猫開口」

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階段もまた猫の動線に

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フラップドアを設ければ、ドアを閉めていても自由に出入り可能
(猫を入れたくない部屋には、フラップドアを設置しない)

「飛田給・猫と暮らす家」 →事例写真はこちら
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2014年09月28日

動線と間仕切り(犬編)

犬を飼う場合、特別な事情がなければ、散歩をするのが前提なので、室内飼いの場合は、散歩動線をきっちりと考えておく必要があります。なるべくスムーズに外出できて、帰宅時には犬の脚を洗ったり、拭いたりといった動作がしやすいような動線・設備計画が必要。庭がある場合には、そちらへの動線にも配慮が必要でしょう。

普段犬がいるスペースから、来客や外を歩く人が見えすぎる場合、犬によってはムダ吠えの原因にもなるので注意が必要です。犬がゆったりと過ごせる空間を準備してあげましょう。

杉並楓の家PLAN.jpg
「南荻窪・楓の家」東側のリビング横に「犬の部屋」があります。 
  ※ここから直接、庭にでたり、散歩に出たりできます。

杉並楓の家02.jpg
トップライトがあり明るい室内(夏場は既存の楓によって日陰に)

杉並楓の家01.jpg
中庭には大きな既存楓があります。(矢印は犬の動線)

杉並楓の家03.jpg
「足洗い場」は、犬の部屋のすぐ外に設置。シャワー式で給湯もあるので、冬でも使えるのが便利。ここは大型犬だったのでシンクはモルタルでつくりました。
−−−−−−−−−−−−

また犬が就寝するケージをどうするか、犬に入って欲しくないエリアがある場合、どのように仕切るか。といったようなことも、可能な範囲で計画しておきましょう。

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既製品ケージの出入口パネルを框にいれこんだ、収納に設置した犬用のケージ

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普段開放している状態

犬ドア02.jpg
和室に犬をいれたくない場合、ハネアゲ戸と階段の引戸を閉める(小型犬の場合)
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2014年09月27日

猫トイレと爪研ぎ(猫編)

◇ネコトイレ
ネコトイレの場所は、ケースバイケースで決めます。猫砂をトイレに流す場合は、洗面所やトイレに置くことも多いですし、猫砂が飛び散って汚れやすいというような理由で、来客の目に触れない小屋裏に設置するようなケースもあります(掃除機も常備可能)。小屋裏に夏場の熱抜き用換気扇を設置していれば、それを活用して臭気を外に抜くことも可能です。

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玄関に入って右にクローゼットがあり、下部50cm程をトイレスペースにしてあります。

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奥の壁面に換気扇を設置して臭気を抜いています。
(多頭飼いの方は特に要注意)

このトイレの使用ネコ『シャムちゃん』

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◇ツメ研ぎ
ネコによって、ツメ研ぎの方法や対象はさまざま。左官壁や塗装の壁を心配される方もいますが、これまでの経験では「左官や塗装の壁」は、案外大丈夫なことが多いです。(例外はありますが) 既製品のネコ用ツメ研ぎや、籠のようなものを好むネコも多いようです。「柱」を爪研ぎに使うネコはたまにいます。構造に影響があるわけではないのですが、気になる場合は「縄」を巻くような対処方法もあります。「障子」や「紙張り」部分などは、チト難しいかもしれません。

玄関の丸柱.jpg
玄関の「丸柱」はシャムちゃんのお気に入りのツメ研ぎ場所となりました(笑)

写真は全て「深大寺アール屋根の家」より・・・
posted by roku at 22:28| Comment(0) | 犬や猫と暮らすいえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月26日

素材を考える(犬・猫編)

◇素材(床、壁)
まず床材を選ぶ際には、犬や猫の足腰に負担が大きい「滑りやすい素材」や「固い素材」をなるべく避けることが大切です。私がよく利用しているのは、柔らかな国産無垢フローリング(針葉樹系は特に柔らかい)で、自然素材系のワックスで仕上げます(ウレタン塗装のフローリングは、塗膜をつくりすべりやすいので要注意)
人間にも犬猫にも、とても気持ちのよい素材なのですが、傷がついてしまうのはまぬがれません。ただ、しばらく住んでいると、それほど気にならなくなることが多いと思われます。
また、汚物や嘔吐など、掃除のしやすさを優先する場合は、床にタイルを使うという選択肢があります。

壁や天井には「調湿効果」や「消臭効果」の期待できる、珪藻土やシラス壁、しっくいなどの自然素材に近い左官仕上げを採用するのがベター(エコカラットなどのタイルも含む)。クロスや塗装と違って、左官の場合はややコストが高めなので、部分的に採用することも多いです。

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国産材の無垢フローリング(左から、スギ、カラマツ、アカマツ、クリ)

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アカマツの無垢フローリングと、掃除が楽なタイルの床。壁は珪藻土左官仕上。
(タイル部分はネコのエサ&水飲スペース)※夏涼しく感じるメリットあり

◇おまけ・・FRPグレーチング
建築面積からの除外を目的に、バルコニーの床をFRPグレーチングにして広さを確保しました。ネコはこのグレーチングを歩こうとはしないので、掃き出しのテラス窓を開け放しても、逃げないというメリットがありました(笑)−−−(後日談)中にはちゃんとこの上を歩くことができるネコもいるようです。

500バルコニー.jpg
posted by roku at 00:00| Comment(0) | 犬や猫と暮らすいえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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